【パソコン講座テキスト Windowsの プログラム起動中の画面】

■ プログラム画面
 
AOKメニューやスタートメニューやデスクトップメニューから プログラムを起動するとウインドウが開きますが、
このプログラム画面について説明します。

プログラム画面は上から順に、タイトルバー、メニューバー、ツールバーが表示されています。

・[タイトルバー]・・・プログラムの名称や情報が表示されます。
PC−TalkerではCtrl プラス Alt プラス テンキーの1 を押すとタイトルバーの内容を聞く事が出来ます。
また、ALT プラス F1キーでタイトルや現在の情報が聞けます。
現在の状況は以下の通りです。
編集 題名 【パソコン講座テキスト11】 Windowsの プログラム起動中の画面 本文 5829バイト 文字数3102

・[メニューバー]・・・プルダウンメニューのトップ項目が表示されています。
 Altを押すとメニューバーの一番左のメニューにフォーカスが移動します。
Ctrl プラス Alt プラス テンキーの4 を押すとメニューバーの内容を聞く事が出来ます。

・[ツールバー]・・・コマンドが実行できるアイコンまたはボタンが表示されています。
 マウスでのみ操作が出来ます。
Ctrl プラス Alt プラス テンキーの6 を押すとツールバーの内容を聞く事が出来ます。

●[メイン操作画面]
画面中央には、プログラムのメイン操作画面が表示されています。
PC−Talkerでは音声ガイドされないプログラムも有ります。
エディタなどでは編集画面が表示されています。

画面の下部には、ステータスバーがあります。

●[ステータスバー]
プログラムの動作や説明のガイダンスが表示されています。
プログラムの種類によって、これらのバーのサポートや配置が異なります。
Ctrl プラス Alt プラス テンキーの3 を押すとステータス情報を聞く事が出来ます。

■メニューバーの内容  
この画面でAltキーを押すとメニューバーの一番左の、
「操作 F トップメニュー」と聞こえるメニューにフォーカスが当たります。
WINDOWSの標準的なプログラムではこれは「ファイル F トップメニュー」です。
これはこの画面の操作と言うメニューの題名で、ここで下矢印キーを押すと下にこれに関する実際に操作ができるメニューが出る様になっています。
これをプルダウンメニューと言います。
トップメニューの移動は左右矢印キーで行います。
ちなみにプルダウンメニューの移動は上下矢印キーで行います。

Mymailのこの画面では以下のメニューが有り、Ctrl プラス Alt プラス テンキーの4で、
操作 F メニュー、
読み R メニュー、
編集 E メニュー、
と聞こえます。

しかしマイエディットのメニューバーは、
ファイル F トップメニュー、
編集 E トップメニュー、
検索 S トップメニュー、
表示 V トップメニュー、
環境 M トップメニュー、
ヘルプ H  トップメニュー、
システム トップメニュー、
となっています。

これがInternet Explorerでは、
ファイル F トップメニュー、
編集 E トップメニュー、
表示 V トップメニュー、
お気に入り A トップメニュー、
ツール T トップメニュー、
ヘルプ H トップメニュー、
システム トップメニュー、
となり、マイクロソフト社のWindowsで用意されているプログラムはほとんどこのメニューです。
ですからドキュメントやコンピュータもシステム トップメニューが無いだけで、後は同じです。

と言う事はマイメールの「操作 F トップメニュー」は「ファイル F トップメニュー」と同じで、
「環境 M トップメニュー」は「ツール T トップメニュー」と同じ事になります。
他のプログラムも、ほとんどマイクロソフトのプログラムに似せたメニューの名前を使っています。

■ツールバー  
 ツールバーはマウスでしか使えませんが、
現在出ている画面で一番使われそうなアイコンがメニューの中から選択され並べて有ります。
この画面では、
ツールバーには、
返信、
転送、
が並んでいますが、ここでは、
確かにこのメールを返信するか、転送するか、今開いているメールを閉じるかのいずれかが一番使われる操作で、
閉じるのはエスケープで出来ますので、一番使われると言うのが当たっています。

ちなみに、ここでアプリケーションキーを押し、コンテキストメニューを開いてみると、
コピー 、
追加コピー、
全てを範囲指定、
選択範囲をアドレス帳に追加、
となり、
これも、ここでは内容が違いますが、上の操作以外に一番使われそうなメニューです。

上の説明の中で、Ctrl プラス Alt プラス テンキーを押して納得出来るまで、何度でも確認してみてください。


■備考1 プルダウンメニュー    
Windowsの操作画面で、メニューから項目を選択する方式の一つで、
Altを押してフォーカスされたトップメニューで下矢印を押すとそこから選択項目の一覧が引き出されたように垂れ下がってくる表示方法のことです。


■備考2 アクセスキーとショートカットキーとは
普通、プログラムを操作するときには、画面上のメニューやツールから希望のものを矢印キーかマウスのクリックで選択しますが、
この方法ではいつも使う操作では結構面倒です。
そこで準備されているのが、「アクセスキー」と「ショートカットキー」です。

●アクセスキーとは  
アクセスキーを利用すると、メニューをたどって矢印キーで希望のメニューを探さなくても操作できるキーです。

例えばWindows の「ファイル(F)」などのメニュー項目に直接アクセスできるキーのことを言います。 

アクセスキーは「Alt」キーとアルファベットの組み合わせで利用出来ますが、
ALTキーを押してからアクセスキーを順番に押してゆくことでも利用できます。

例えば、「Alt」キーを押しながら「E」を押すと、
Altキーを押してから右矢印キーで
「編集 E トップメニュー」の一番上に有る「もとに戻す」に直接ジャンプできます。
例えば、今日の日付をアクセスキーを使って入力したい場合は、
alt → E → Y →Wで今日の日付 平成26年5月20日 と入力できます。

●ショートカットキー
パソコンのソフトではほとんどのプログラムに、「ショートカットキー」という機能が設定されています。
ショートカットキーとは、メニューを開かなくてもコマンド(パソコンに命令する)を実行することができるキーの組み合わせのことを言います。
一般には、利用頻度が高い機能(コピーや貼り付けなどの操作)に対してショートカットキーが設定されています

詳しくはショートカットキーとアクセスキーについて別途パソコン講座テキストで説明します。
以上です。